以前の私は楽譜が読めれば「音楽が楽しめる」と思っていました。
これは、大いに反省している所です。
もちろん読めたら楽しいんですが
生徒を観察していると、どうもそういう訳ではなかったんです。
例えば、こんな楽譜を読むとします。
楽しくノリノリに弾く生徒に「どんな曲?」と聞くと、
・明るい感じ
・楽しい感じ
と、曲の雰囲気も掴めている様子。
反対に淡々と弾いている生徒に聞いてみると、
ドミソで弾くんでしょ?「で?」
というような反応なんですよねd( ̄  ̄)
この会話だけでは、音を感じ取れてるか分からないので違う場所で弾く下の曲を弾いてもらいました。
・明るい感じ
・楽しい感じ
と、曲の雰囲気も掴めている様子。
反対に淡々と弾いている生徒に聞いてみると、
ドミソで弾くんでしょ?「で?」
というような反応なんですよねd( ̄  ̄)
この会話だけでは、音を感じ取れてるか分からないので違う場所で弾く下の曲を弾いてもらいました。
こちらの曲です。ミソシに移動しています。
ミソシに移動しているので、音の雰囲気は暗い感じになりますが先程と同じような反応だったのです。
音の雰囲気が感じ取れていないんだ!と分かり、大反省しました。
音が読めていても「楽しい」とはならない。を学んだレッスンでした。
最近は、しっかりイメージが持てるように最初に「こんな音」と紹介するようにしています。
その成果もあり初見の段階で生徒から「あ、ミソシだね!暗い感じか〜」なんて言ってくれる生徒もいて嬉しいです^^
音だけを読んで「はい、弾きましたよ」みたいな生徒いますけど T^T
音の雰囲気や曲のテンポ感なども楽譜から読めんで譜読みを楽しめる生徒を増やしたいと思う今日この頃です。