Bon declic音楽教室、初の発表会開催することにしました。
緊急事態宣言で延期されていた発表会を
ようやく開催できそうですが
本番前に感染者数が増加して緊急事態宣言が発令されない事を祈るばかりです。
今回発表会を企画してみて
嬉しい出来事があったので、記録しておこうと思います。
発表会の選曲が終わり、
実力以上のことに挑戦する子
確実に弾ける曲を選んだ子、
さまざまだったのですが
ある生徒にとっても驚かされました。
実力より遥かに難しい曲に挑戦しているRちゃん。
まだ両手奏もほとんどレッスンしていない段階で、
選んだ曲は、しっかり両手で弾く曲でした。
別の曲の方がいいのでは?と思いつつ、
その曲をとても弾きたい様子の彼女に
どうやって別の曲を提案するか悩んでいました。
すると私の予想は良い意味で覆され、
翌週にはかなり練習した様子があり、
完璧まではいかずとも
形になってきていたのです。
実力より遥かに難しい曲で、
負担をかけすぎていると思っていたし
かなり練習しないと難しい状況だったので
本当に驚かされました。
その子を低く評価していたつもりは毛頭ないのですが、
今勉強している課題から考えると相当難しくても
Rちゃんのように頑張ってしまう子もいる事を
先生として勉強させてもらいました。
ピアノは、Rちゃんのように
実力以上に練習することで出来るようになってしまう為
「弾けないのは練習していないから」と、
昔の日本のピアノ教育では練習に頼ってしまう指導が当たり前でした。
でも、実力以上のことをするのはとても大変なことです。
しかも、実力以上のことが出来たとしても実力がついた訳ではないことがほとんどです。
「実力」とは、
初見でも弾けるようになっている事。
と、言いますから
何度も何度も弾かないといけないようでは
その曲を弾くために必要な要素が「まだ」備わっていない状態です。
実力をつけていくためには、
・理論
・テクニック
・聴く力
といったことが結びつき、
初見で演奏出来る状態。
更にいえば、考えずとも指が動いている状態が理想です。
そこまで身についていると、時間がたっても忘れにくいし
少し考えれば思い出せるようになっています。
その辺は先生のお仕事なので
Bon declicはそんな教室なんだ〜と流してください。笑
熱く語ってしまいましたが、
音楽のいろんな要素を身につけて、
ピアノでも、ほかの楽器でもいいので
音楽を楽しんでほしい!
ということで、発表会頑張ります。
いや、
生徒の皆!頑張ろう!!
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