ここ１ヶ月ほど、全くレッスンにならない子がいまして
少々頭を悩ませていたんです。
お母さんも「ちゃんと先生の話を聞くんだよ」
と毎回声掛けをしてくれたり協力してくださっていたのですが
私の未熟さもあり
お母さんにもご苦労を与えてしまっていました。
レッスンにならなかった原因は
彼女のなかの「わからない」を解消すること。と思い、
色々やってみたのですが全部不発で、
本人に自信をもってもらおうと
１２０％できる事をメインにカリキュラムを組んだり。
できない！と感じないように、いろいろ取り入れましたが
全然違うところに解決の糸口がありました。
ママに、出来ない姿を見せたくないこと。
慎重派。
確実にしたい！
などなど、把握していることは間違っていなかったと思います。
ただ、ある事を辞めたらすっと解決しました。
これだったのか！
と、本人の変化がとっても嬉しかった！
それは、
先生として教えようとするのを辞めてみた。
ピアノアドベンチャーには沢山のキャラクターが出てきて一緒に勉強しよう！
というスタンスなので、そこを活用して
「マルタ（キャラクターの名前）がこう言っているよ！」
という具合でボイスチェンジして進める。
すると、ビックリするくらい変わり
とても積極的になりました。
本人ができるところは、キャラクターからの相談という形で
「マルタはここが苦手なんだって、Sちゃんはどうやって弾いてる？」
と聞くと、
「あ～それ、難しいんだよね！でもこうしてやっているよ」
と、私がレッスンでやっていたことをそのままやってくれて
「こうするといいよ」と、教えてくれたり。
ちゃんとレッスン聞いてくれてたんだ。と感動したり
そこ難しく感じてたのか！など、発見もあり。
先生として１つ成長することができました。
ここ１ヶ月、暗い顔だったのに
元気に明るく帰っていく姿に涙が出そうなくらい嬉しかった。
レッスン中に珍しく「ママ見て」と言うシーンもあり、
最近レッスンで出来ない姿をママにみせてしまっていたこと
「ごめんね」という気持ちになりました。
できなくていいんだよ。という言葉で安心する子。
なんと言われても出来ない姿は絶対見せたくない子。
あんまり気にしない子。
いろんな子の個性をもっともっと大事にしたい！
って思いました。
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